ニュース

  

☆おもな活動

813日(土)横須賀市脱原発議連主催公開研修会「原発推進社会はいかにして作られたか?」
  @ヴェルクよこすか6階ホール 14時~16時に協力

101日(土)初オフ会

1212日(月)市民講座「東京電力以外から電気を買う」に協力

14日(水)横須賀市民放射能簡易測定所設置の請願賛同署名活動スタート

127日(金)街頭署名

131日(火)横須賀市民放射能簡易測定所設置の請願提出

210日(金)タウンニュース横須賀に横須賀市民放射能簡易測定所設置の請願提出の記事掲載

227日(月)山本太郎さん講演会に協力

横須賀市民放射能簡易測定所設置の請願について

昨年12月に会として横須賀市民を内部ひばくから守るために何が出来るかを検討して、「横須賀市民放射能簡易測定所設置の請願」をすることになりました。数回の打ち合わせの後14日から署名活動をスタート、今までに市民講座に参加して下さった方に賛同の署名をお願いし、902筆の署名が集まりました。

署名して下さった皆様お忙しい中を本当にありがとうございます。心よりお礼を申し上げます

請願自体が初めてで要領が悪く手さぐり状態ですが、皆様のご協力で131日に提出してまいりました。

請願には紹介議員が必要ですので各会派にお願いにあがっているところです。予定では313日(火)の教育福祉常任委員会で朝9時からの審議になる予定です。関心のある方は是非傍聴にいらしてください。※傍聴の定員は10名です。申し込みは当日の30分前まで受けつけています。横須賀市市民以外の方も傍聴できます。

9月9日 肥田舜太郎医師講演会

2012年9月9日13時30分から横須賀市ウェルシティにて、肥田舜太郎医師講演会 今年で95歳になられる肥田医師の言葉です。原爆の被害に経験のある医師で生きているのは肥田さんだけ、3月11日の後さまざまなメディアから取材を受けました。今の下痢や鼻血などは被ばくの初期症状です。これは日本全国同じ状況です。人間は放射能が体に入って何か悪いことをする事を認識できません。目に見えるものには注意するけど、見えないものには注意しない。放射線の被害を日本人は知らないでいた。医学者がきちんと国民に伝える事が出来たらこんなことにならなかった。マッカーサーは占領方針を文章には残さずスピーチした。原爆で沢山の人が亡くなったことを知っての言葉「被害を受けた人が痛みを感じていることは軍事機密なので、他人に話したり、書き残してもいけない。違反したものは厳罰に処す。日本の医師に診察を頼まれても詳しい記録を書いたり研究調査をしたりしてはいけない。違反した者は厳罰に処す」と発言。原爆に関する日本政府のデータはないが被害の中心は内部ひばくである。福島の被害は内部ひばく。核分裂は体の内部が放射能によって壊される事。内部ひばくは放射線の量が非常に少ないので影響はないというのは嘘。少しでもすごいダメージを受ける。何ミリシーベルトまでは大丈夫はあくまでも外部被ばくの事、現実には甲状腺異常をもつ子供がたくさんいる。山下氏は国賊、アメリカと日本の核産業にやとわれている。WHOの委員会も買収されている。核を持つ側は必至で、各産業はものすごい力をもっている。核を擁護するための力を福島に対して使っている。福島では具合が悪いといえない状態。髪の毛が抜けおちるなどの被害があり、また被害はこれからも起こる。毎日原発から濃い放射能が出ている。これを止めるのは無理、自然に止まるのを待つしかない。放射線が一粒でも体内に入ればヒバクシャになる。

α線とβ線が毎日体を傷つける。そして癌、白血病、慢性の肝炎になる。これらの病気に絶対なるともならないとも言えない。被ばくしてからどうして長生きできるのか。全国の長生きしている人たちに「どうして長生きしたかを聞きました。」答えは「昼間起きて夜寝る」時間をかけてゆっくり食べる。の2点。食べ過ぎはいけない。お酒の飲みすぎはいけない。タバコは絶対にやめる!肥田医師に診察をうけて禁煙できない人は次から診ませんという。みんな具合が悪くなると医者に行くが、それは自分の命に対して無責任です。医者はそんなにあなたの事を心配していません。自分と同じ命はだれも創れない、命を粗末にされる場面にあったら腹が立つのが当たり前。この状況に対して命がけで怒る気が起きないのは自分の命を大切にしていないから。日本人は命を大切にしてこなかった。自分の命に迷惑をかけているという意識、自分の命に対して日本人は軽すぎる。人権意識が低すぎる。多くの人が血圧の薬を飲んでいるが、血圧の薬には効く薬は一つもない日本人は原爆を落としたアメリカのいう「被害はありません」を信じている。肥田医師の考えでは約82万人が被ばく、現在存命なのは19万人。誰も薬では治せなかった。医学は他の学問と比べて遅れている学問。なぜ医学が遅れるか、医学は実験が出来ないから、医学は経験。なぜ自分の体はこうなったか考えてみることが大切。自分の健康を守るのは自分。躾とは自分を大切にすることを教える事。学校で自分の体について教える時間を週に一回でもつくるべき。教科書を書き換えれば医療費は半分になる。フランスでは幼稚園から水の飲み方、ご飯の食べ方を教える。日本は本当の事はわからないけど、くだらないことには興味を持つ教育をする。日本にアメリカがいるからいけない。アメリカには帰っていただく。安保条約にはどちらかが止めると云ったら来年から止められると書いてある。原発は止める。普通の国になる。間違ったナショナリズムで外の国のものを取ろうと思ってはいけない。国民の役に立つことにお金を使う。放射能に侵されない国を作ろう。政治を変えよう。放射線を退治しようと思えば覚悟が必要です。アメリカからは「内部ひばくはない」との指示があった。なぜ核がいけないか。核兵器を持つという事は毎年新しいものを作らないといけない。ウランを掘るが労働者は1年の労働契約(肺がんになったと云われないために)核兵器はたえず癌患者を作り続ける殺人者である。広島でヒバクシャを診察をした時に患者さんが「先生私どうして治らないですか?」と言いながら目の前で死んでいく。医師になってこんな辛い思いをするとは思わなかった。これからはおどかされても負けない人を育てて行きたい。原発ぶらぶら病とは死亡原因の病名がつかない人間の体が中から壊されていくもの。自分のこれからの生き方、一見無力である国民という人々の小さな力が一億何千万集まればいま起こっていることはみんな変えることが出来る。次から次へと続く人が出てくる運動にしなくてはいけない。みんなの子供が助かる日まで皆さんは苦労していかなくてはいけない。1日3から5分でも行動を!

9月5日 教育福祉常任委員会傍聴メモ

9月5日の教育福祉常任委員会の傍聴メモです。

傍聴したメモですのできちんとしたものではありません。

詳細は横須賀市議会のホームページをご覧ください。

それにしても前回の請願から一歩も進んでないことが前回の傍聴メモを再読してよくわかったのが残念です。

以下

「学校内に一時保存されている除染土処理について議会としての対応を求める請願」

2012年9月5日(水)11時30分より教育福祉常任委員会で審議 教育委員会としては

    8月17日上下水道局と意見交換して除染土を引き取ってもらえないか打診。1日あたり3トンの焼却灰(中には10000ベクレルを超えるものも)が増えており、敷地内に置かれており見通しが立たないので汚染土砂の受け入れは困難。

    市内の産廃業者に打診したが受け入れは出来ないとの回答

    8月30日東電へ申し入れ協力をお願い。東電は処分方法が決められておらず、国としての方針が決められてないこと、資産整理中である、多くの自治体から同じような申し入れが来ていることを理由に協力できないとのこと。

長谷川市議→付帯意見をつけて積極的に取り組みたい。学校内に埋設されている除染土の総量は?

市→ビニール袋1100袋、7トンです。

長谷川市議→どうして上下水道局にもっていけないのか?委員会に強く云って欲しい。

市→国の最終的な方針を見ながら

長谷川市議→本当に積極的にどれだけ関わっているのか?市外の業者には問い合わせなかったのか?

市→市外には問い合わせていない。

長谷川市議→委員会の対応は十分なのか?東電には誰が対応したのか?

市→東電に来ていただいた。東電からは環境グループマネージャー、藤沢支社次長、補償課長とあと一名。市は教育長と学校管理課長が対応。

長谷川市議→前回の定例市議会は6月だったが、その時にも「早急に」とお願いした。

東電に会うのがどうして8月30日なのか?もう一歩踏み込んだ対応をして欲しい。

市→6月下旬に市民安全部と意見交換→市として全体の対応を協議

上地市議→これは市長マターである。市長は逃げている。東電への申し入れを市長部局でやっているのか?市長の考えは?この問題について市長と話したのか?

市→教育委員会として学校の状況を東電に理解して欲しい。

上地市議→報告は?

市→正式に報告はしていない。

上地市議→市長の真意を知りたい。

市→市民安全部が色々対応している。お互いにこれで行きましょうとなっている。上地議員のいう通り事前にやるべきだったかも。

教育委員長→今のやり方が最善と思って対応している。

ここでお昼休憩

藤野市議→具体的にどういう理由で断られたのか?

市→どんどん増えるので少しでも上下水道局の負担を減らしたい。

藤野市議→下町の処理場には何度も行っているけど24トンのコンテナに7トンの土は収めることが出来る、子供の命や安全を守る立場の教育委員会は納得されましたか?

市→水道局の立場を理解しました。

藤野市議→どういう意味ですか?

市→現在は仮処分なのでこれからも対応をしていく。

藤野市議→困難と判断と書いてあるのでは違うのでは?仮置きのコンテナに対して近隣住民から苦情はない。周辺住民とのトラブルはない。学校の敷地内には一時的に仮置きをしているだけであって対応をすべき。

市→水道局と話しながら学校の分を受け入れてもらうのは難しい。

藤野市議→学校に置くよりはコンテナのほうが安全なのに、水道局の説明は自分が教育委員会だったら納得できない。教育長の説明はおかしいと思う。引き続き上下水道局と協議して欲しい。

子どもたちや父兄の不安や心配は1年以上続いている。放射性物質の問題で疲弊している。

市→業者は各社とも明確な引き取れない理由を述べない。測定を超える数値が出た時点で受け入れできないという。

藤野市議→業者の中には引き取りを初めたところもある。

市→引き続き調査をする。

藤野市議→東電の返事はその場で?

市→口頭で即答。全国一律の対応。

藤野市議→教育委員会として文書で提出する考えは?

市→これからもきちんと働きかけます。

 以上

映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」上映会のご案内のホームページが出来ました

http://www58.jimdo.com/

のホームをご覧ください・

沢山の皆様のご来場をお待ちしております。